
学校法人日本体育大学 日本体育大学荏原高等学校
〒146-8588 東京都大田区池上8丁目26−1
前身の荏原中学校は1904年設立。2024年に120周年を迎えた。文武両道を目指す伝統の一方で、時代の変化に対応する教育環境の整備を進めている。ICT活用や情報化推進にも注力しており、2021年度、私立学校として初の学校情報化先進校(JAET)に認定された。

村山 健介 先生
企画渉外部 システム管理係
数学・情報科 専任教諭
導入サービス

チエルChromebook™活用パック
文部科学省の指針で推奨されている「クラウドベースで安価なChromebook」。チエルがChromebook の運用管理、協働学習、安全な活用、学習指導をしっかり支援します。
Chromebook 活用パックを導入したきっかけは?
Chromebook はパソコン教室で先行利用していましたが、2023年度入学生より1人1台端末を iPad から Chromebook に変更しました。Google Workspace for Education の運用支援ツールや Chromebook 向けのフィルタリングサービスを検討する中で、チエルの Chromebook 活用パックを知りました。フィルタリングと運用支援に加えて、協働学習支援ツールがパックになっていることが魅力でした。
InterCLASS® Console Support:クラスの一括管理に欠かせないツール
以前は別の方法で Google Classroom のクラスを一括管理していたのですが、専門性が高く、操作方法の共有が難しいと感じていました。年次更新の作業に加えて、本校では転入生も多く、その都度授業ごとのクラスへの生徒の追加が必要になります。授業ごとに管理者アカウントをひもづけて運用していたので、その数が膨大になり運用の負担が課題でした。InterCLASS® Console Support は CSV で簡単に一括登録ができる上、各教員に管理権限を委任できるので便利です。
クラスの副担任を一括で追加できる機能も非常に助かっています。教科担当の主任が複数のクラスに対して同じ課題を出すことが多いのですが、その場合も、主任を各クラスに副担任として所属させておけばスムーズです。
InterCLASS® Filtering Service:わかりやすさとカスタマイズ性を兼ね備えたフィルタリング
InterCLASS® Filtering Service の特長であるカテゴリによるフィルタリングはとてもわかりやすいです。導入時、ベースとして全国の学校で一般的に使われているフィルタリングを設定した上で、「このカテゴリは調べ学習でアクセスが必要」など、学校の方針でいくつかのカテゴリのブロックを外していきました。
URLからカテゴリの判定もできるので、授業でアクセスが必要なサイトがブロック対象のカテゴリに含まれていたら、例外URLリストを使って該当のURLをピンポイントで許可します。逆に、カテゴリとしてのブロックはしなくても、授業に関係のないサイトのURLをピンポイントで規制することもあります。そのように都度設定を追加したいような場合にも、InterCLASS® Filtering Service は操作がしやすいので助かります。運用しながら本校オリジナルのフィルタリングが徐々にできあがっていくイメージです。

InterCLASS® Advance Light:授業のスムーズな進行をサポート
HTMLのソースコードやスプレッドシートの関数などの細かいものを提示する際、プロジェクターやモニターで拡大提示するよりも、生徒各自の手元で見てもらった方が何かと便利です。教員が操作している様子をそのまま手元で見られるので、複雑な手順の説明なども伝わりやすいです。
生徒の個人作業の時間に役立つのが、生徒画面のモニタリングです。作業の途中でつまずいたり、わからないことがあったりして生徒が挙手をすると、教員はまず自分の端末で該当の生徒の画面をチェックします。生徒の画面をのぞき込むよりも見やすいですし、一度にたくさんの生徒から声がかかった時も効率的に対応ができます。
2024年度から全館にWi-Fiを導入したので、今後、情報科の授業以外にも活用の幅を広げていければと思っています。


